新エネルギー興味津々 家族連れ、発電の仕組み学ぶ
環境に優しいバイオマスや太陽光発電などの新エネルギーを身近に感じてもらう見学会が10日、愛媛県松山市内の2施設であり、家族連れら45人がリサイクル技術や発電の仕組みなどを学んだ。
県が2010年から毎年開催。使用済み天ぷら油などの廃食用油を精製してバイオディーゼル燃料(BDF)を製造しているダイキアクシスのD・OiL松山事業所(北吉田町)では、軽油とBDFの違いを比較。BDFの方がエンジンから排出される煙がクリーンなことなどを確認した。
参加者は大規模太陽光発電を行っている四国電力の松山太陽光発電所(勝岡町)も視察。太陽光パネルが一面に並べられた敷地で、「夏と冬で発電量は違うのか」などと担当者に質問し、知識を深めていた。